”くらcra”(クラクラ)は、2019年の1月に函館市入舟町で開業しました。
広葉樹の木材を使用して家具を製作するほか、地域材である道南スギやトドマツなどを使用したさまざまな注文に対応できる工房です。
2024年の1月に法人化し、"くらcra合同会社"となりました。
木造トラス構造と石壁の工房は、もともとは北洋漁業が盛んな時代の倉庫や水産加工工場として使われていましたが、近年老朽化して壊されるのを待つばかりでした。
函館地域のものづくりを支援する人たちや、西部地区の景観を愛する人たちに助けていただきながら、経年の美しさを残す最低限の改修を行い、家具工房として再始動しました。
代表の鳥倉真史は、2011年に札幌市の『北海道芸術デザイン専門学校 環境デザイン学科 クラフトデザイン専攻』を卒業して、東神楽町の『有限会社 インテリア北匠工房』に入社、約8年間の勤務を経て、函館市に移住、独立して事業を始めました。
一階の工場部分には各種の木工機械と道具類を整備して、様々な注文に対応できるように環境を整えています。